人気ブログランキング |

ぐるっと!民俗芸能トリップ!

senshoan.exblog.jp

ブログトップ

semスキン用のアイコン01 <   2019年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧 semスキン用のアイコン02

  

semスキン用のアイコン01 糸魚川市日光寺けんか祭り2019 semスキン用のアイコン02

  

2019年 04月 29日

 以前から気になっていた糸魚川市日光寺の白山神社春季大祭に出かけた。これは「けんか神輿」で知られ、「けんか祭り」とも呼ばれる。神輿がけんかすると言えば、4月10日の糸魚川市一の宮天津神社の祭りがよく知られている。また、8月31日~9月1日の同市根知山寺の日吉神社の祭りでもけんか神輿がある。
 一方で、一の宮天津神社では舞楽がある。そして4月24日の同市能生白山神社の春祭りでは舞楽があり、午前中にはけんか神輿はないものの、お走りで盛り上がる「御神嚮」も見ものだ。

 日光寺の白山神社の祭りには舞楽はなく、神輿がメイン。そして白山神社から日光寺へ神輿が渡御するという神仏混交時代の名残のある祭りとして知られている。かつては4月18日であったが、近年は4月第3日曜になったので、ようやく訪ねてみることにした。

 まず、日光寺。
b0312880_19145535.jpg
 真言宗のお寺。本堂から少し下がったところには観音堂がある。
b0312880_19150704.jpg
 そして、この日光寺を見下ろすような高台に白山神社がある。
b0312880_19144452.jpg
 祭りは11:00の白山神社での修祓から始まる。拝殿内では神官による祝詞が始まる。一方、神輿を担ぐ人々が走って神社へ上がってくる。神輿は2基。その他、露払いや一人立ちの獅子が出る。
 修祓後、お祓いを受けた担ぎ衆が威勢よく神社前の石段を下りていく。
b0312880_19151794.jpg
b0312880_19153183.jpg
b0312880_19154356.jpg

b0312880_19160859.jpg

 一方、12:00頃から日光寺からも僧侶一行が出発する。そして、観音堂へ進む。神輿は観音堂を回っていく。
b0312880_19162688.jpg
b0312880_19164118.jpg

 観音堂内では僧侶による読経が続く。
b0312880_19172413.jpg
 観音堂の周辺では仮設の舞台で楽人たちの笛と太鼓が続いている。
b0312880_19202633.jpg
 そして、いよいよけんか神輿が始まる。
b0312880_19173432.jpg
b0312880_19175113.jpg
b0312880_19180423.jpg
b0312880_19181842.jpg
 一の神輿、二の神輿が相対し、ガツン!という音も凄まじく、ぶつかり合う。これを何回か繰り返す。

 そして太鼓が速い調子となり「お走り」となる。
b0312880_19183206.jpg
b0312880_19184121.jpg
b0312880_19185119.jpg
 観音堂を走り回ると、お堂の前に神輿が据え置かれる。
b0312880_19190394.jpg
 ここで神輿の担ぎ衆はお昼休み。その間、13:00過ぎから、観音堂脇の仮設舞台で舞の奉納がある。日光寺岩戸舞。何演目かあるようだが、今日は4演目が演じられた。

 まず〈獅子舞〉から。
b0312880_19191156.jpg
 悪魔祓い、舞台の清めの意味のある舞だ。

 続いて〈戸隠〉。文字通り、岩戸に隠れたアマテラスオオミカミに岩戸を開くよう促す舞である。
b0312880_19192032.jpg
b0312880_19192972.jpg
 観客のもつ岩戸を力強く開ける部分が楽しい!

 続いて〈天女〉。
b0312880_19193768.jpg
 
 その次は人気の〈海幸〉。いわゆるエビスの舞だ。
b0312880_19194942.jpg
 釣り竿を持ったエビスが鯛を釣り上げる。
b0312880_19195758.jpg
 そして、観客には護符が撒かれる。楽しいひとときだ。

 そして再び、神輿が登場。時刻は14:00を回っている。前半と同様に、けんか神輿が行われる。そして、圧巻は「お走り」だ。
b0312880_19200644.jpg
b0312880_19201420.jpg
 天津神社でいる「ドンデンドー」の調子になると、神輿は観音堂を回り、一気に白山神社まで駆け上がる。僧侶は日光寺へ戻り、神社境内では神輿を下し、と祭りも終わりとなる。

 
b0312880_19203476.jpg
 神仏混交の祭りとしては、富山県魚津市の小川寺の獅子舞があり、やはり白山神社から獅子舞の先導で神輿が出て、お堂を七度半回る。七度半というキーワードは新潟を含めて、各地に見ることができる。何か関係がありそうだ。

 日光寺の「岩戸舞」は4演目の奏演であったが、これは当地域にある「十二の舞」とか「太夫舞」と呼ばれる神楽かと思われる。こうした芸能が演じられるのは楽しい。

 この祭りが終わり、農作業が本格的にスタートするのだろう。桜と残雪の印象的な糸魚川の祭りだ。
 


 


 










 









by hamadasensho | 2019-04-29 12:58 | 新潟のまつり