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semスキン用のアイコン01 佐久穂町高野町の祇園祭2017 semスキン用のアイコン02

  

2017年 07月 29日

南佐久郡佐久穂町の高野町の祇園祭に来た。佐久穂町でもかつて佐久町と呼ばれた土地。
江戸時代、甲斐の徳川綱重、綱豊父子の支配下にあった南佐久地域は、甲府徳川領にあり、高野町には陣屋がおかれた。また五街道が整備されたころ、六斎市や馬市が開かれ、交通の要所として栄えたという。


当祇園祭は7月27日が宵祭り、28日が本祭り。それに先立って、高野町諏訪社に祀られるスサノオノミコトを神輿に遷し、町内には6か所に松と注連が張られる。この祭りは、東町、相生町、翠町、柳町の4町から屋台が出され、お囃子を奏しながら練り歩くことで知られる。

今晩は宵祭り。1800頃までに、4町の屋台がお囃子を奏しながら柳翠区民センターに集まる。

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そこで「天王さん」と呼ばれる神輿を祀り、修祓式がある。

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4町の若衆も神事に加わる。

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そしていよいよ1830頃から屋台巡行が始まる。

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趣きのある高野町の通りを、賑やかにお囃子を奏しながら進んで行く。


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お囃子の種類は町内によってちがいがあるようだが、7~8曲があるそうだ。楽器は笛、締太鼓、大太鼓、大鼓、小鼓、三味線が用いられる。人手不足もあるのだろうか、すべての楽器が揃わないところもあるようだが、若衆は口唱歌やもともと歌われてきた歌を歌い、賑やかに巡行する。


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国道141号を横切り、千曲川にかかる栄橋を渡り、東町付近に4町の屋台が集結して20:00からお囃子の競演会が始まる。実際は21:00にかかっていたようだ。お祭りは予定時刻どおりには進行しない。


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お囃子の曲名は確認できなかったが、江戸端唄でおなじみ《十日戎》は初めて習う曲であるとのこと。道中では、「富士の白雪ゃノーエ…」の歌詞で歌われる《ノーエ節》、新民謡《祇園小唄》は、自分でも分かった。各町内で伝承される曲名は知りたいものだ。


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さて、各町内の競演が終わると、再び各町へ囃子を奏しながら戻り、2300には終了するようだ。


翌日の本祭りは、1250に区民センターを出発し、町内を巡行、各町では「〆切」を行いながら進んで行くという。夜には千曲川河畔で花火大会もある。最後は諏訪社まで行き、2200頃にスサノオノミコトにお帰りいただく還御式を行って終了とのこと。

今年の地元紙に、東町で若い女性2人が三味線にチャレンジするという記事が目に入った。記事によれば、昨年の祭りでは三味線を弾く方がなかったところ、さみしいとの声に応えての挑戦のようだ。師匠とともに3人で三味線を弾く姿があった。三味線と鳴り物のアンサンブルはとてもいいものだ。

今回は宵祭りのみの見物だったが、次回は本祭りも見に行きたい。また、各町内のお囃子についても知りたい。




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by hamadasensho | 2017-07-29 17:53 | 東信濃のまつり | Comments(0)