中新川郡立山町泉の獅子舞 2015
2015年 11月 05日
富山県立山町岩峅寺の雄山神社の稚児舞の帰り、立山町内で偶然出会った!泉の獅子舞。秋祭りで行われる獅子舞である。
呉東地方の獅子は下新川系、天狗がたくさん出て、二頭立ての獅子のイメージが強かったが、この泉の獅子は縦笛、太鼓に、鉦が入るので、氷見系のような印象だった。
後に調べてみると、「磯振り」「八つ節」「一足」「京振り」「倍返し」「七五三」「獅子殺し」の7つの演目があるという。これは呉西の氷見系のようである。獅子も複数の舞手が入る、百足獅子だ。
途中の道中では「道中踊り」が舞わされる。
よく調べてみると、泉の獅子舞はおよそ100年前、中新川郡上市町広野から伝えられたものだそうだ。広野といえば、当地の氷見系百足獅子の代表的なものだ。氷見系の種が、この中新川郡内で伝播したとは面白い。
こんな道化も登場する。
こんな道化も登場する。
by hamadasensho
| 2015-11-05 23:14
| 北陸のまつり